ここ数年普及の兆しを見せているハイレゾ音源。
ハイレゾとはハイレゾリューション(高解像度)のことでCDの数倍のデータ量があるので高音質というわけです。
最近ではハイレゾウォークマンやスマホでも対応しているものもあり、かなり一般的になってきました。
いちばん普及しているCDは44.1KHzで16bitですが、一昔前に普及したDATは48KHzで16bit。これを上回るものを一般にハイレゾと呼んでいるようです。
ハイレゾにもサンプリング周波数がいくつかありますが、moraやe-onkyo musicなどハイレゾ音源を配信しているサイトでは96KHz/24bitが最も多く、なかには192KHzなんていうものもあります。
ファイル形式はFLACと呼ばれるフリーのコーデックを使用して圧縮されているものが主流。
このFLACは可逆圧縮といって圧縮しても元のサイズに戻せるのが特徴。MP3やAACなどは不可逆圧縮なので一度圧縮すると元のファイルには戻せません。
つまりFLACは音質の劣化なしで圧縮可能。
また、他にもDSDと呼ばれるハイレゾ音源もあります。
ハイレゾを聴くためにはいくつかの環境が必要になります。
大きく分けて3つ。
ハイレゾ対応コンポを購入する、ハイレゾ対応のスマホや携帯音楽プレーヤーを購入する、パソコンとUSB接続するアンプとそれを聴くためのスピーカーを購入する、などが一般的。
ただし、パソコンで聴く場合はハードがあってもOSが問題で、現時点で最新のWindows8.1までは標準でハイレゾを聴く機能がありませんが別途フリーの再生ソフトを使えば聴くことが出来ます。
ハイレゾ対応コンポを選択する場合はハイレゾ音源をパソコンのハードディスクに保存しておいてパソコンとLANケーブルで接続して聴くというのが一般的で、あとはUSBメモリなどに曲を入れてコンポに接続するというパターンもあります。
私の場合、選択したのははUSBで接続するタイプのアンプとスピーカー。
まず購入したのがUSBと接続するタイプのアンプ。SONYのUDA-1。価格はネット通販などでは4万円台半ばくらいでした。
USBからデジタルデータをそのままアンプで受け取り、ここでアナログに変換するUSB-DACと呼ばれる機能が内蔵されています。
つまりパソコン側にはサウンド機能は一切必要ありません。
ハイレゾは192KHz/32bitまでとDSD2.8MHz・5.6MHzにも対応とほぼすべての周波数を再生可能。
このUSB-DACという機能はハイレゾ対応コンポにも付いているものがあります。
次にスピーカー。スピーカーはどれにするか迷いに迷いました。
一番良いのは予算にあったスピーカーを片っ端から試聴出来るお店に行くのが理想ですが、大都市にある家電量販店の旗艦店でもない限り難しいですね。
いくつか候補がありましたが、購入したのはイギリスのメーカーTANNOY(タンノイ)のMERCURY V1iで28000円前後でした。
スピーカーは高価なほど音が良いのは重々承知。実際、家電量販店で13万円のスピーカーの音を聴いたらあまりの音の良さにびっくりでした。
スピーカー選びで意識したのは低音がそこそこ鳴っていること。
そんなわけで環境が整ったのでハイレゾ音源を購入しました!
BOØWYのサードアルバム「BOØWY」に「”16″」を加えた「BOØWY+1」のハイレゾ音源です。
上の画像は配信開始初日6月24日のランキングで2位を獲得。
ハイレゾの形式はFLACの192KHz/24bitです。普及している96KHz/24bitよりさらに上のサンプリング周波数です。
192KHzだからなのか、アルバム1枚の金額が4370円とCDを買うよりかなり割高。
なお、8月5日にBlu-ray Audioでも発売されますが、音質はハイレゾ配信と同じ192KHzです。
ファイルサイズは11曲合計でなんと2.76GBというとんでもないデータ量ですのでダウンロードにとにかく時間がかかりました。
1曲200から300MBで、CDだと1曲だいたい40MBとか50MB程度ですからいかにハイレゾのデータが多いかお分かりでしょう。
音にこだわっている人は是非ハイレゾを聴いてみては?
ハイレゾまでいかなくても、少なくともスピーカーやアンプを良いものに換えるだけでCDやMP3も劇的に音質アップが望めます。
恥ずかしながら、2%位しか内容が解りません。。。
>暴威の~さん
説明下手ですみません(汗)。
よっぽど興味がないと無理もありません(苦笑)。